梅毒の検査

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性行為を行った相手が梅毒だと発覚した時、梅毒のような症状が現れた時などは「もしかして梅毒をうつされたのでは…?」と不安になるでしょう。

梅毒は末期まで時間はかかりますが第3期、第4期まで進行してしまうと命の危険に関わる性病です。

そんな場合はすぐに検査を行うべきでしょう。もし陰性であれば取り越し苦労だったと笑い話にもできますし、仮に陽性だったとしても感染を知ることですぐに治療に移ることができます。

では、梅毒の検査にはどのようなものがあるのでしょうか?

細かいところまで解説すると却ってややこしくなってしまうため、大きくわけて説明していきます。

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梅毒に対する抗体そのものを見つける検査

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性病の中には患部から検体を採取することで病原菌そのものを見つける、という検査もありますが、梅毒は症状が消退してしまうことや感染部位を特定できない、ということから難しいと言われています。

そこで、血液の採取を行い病原菌そのものではなく梅毒に感染した際に作られる抗体(TP抗体)を見つけることで感染しているか、感染していないかを判断します。

 抗体が見つかれば感染している。
 抗体が見つからなければ感染していない。

と、いうことですね。

TP抗体を見つける検査ということからTP法と言われており、検査の確度は高く、抗体を見つけるという検査方法自体はHIVなどの検査でも用いられており、有効な検査方法と言われています。

ただし、梅毒の抗体を見つけるという検査方法の特性上、抗体が出来てしまうと治療中や完治後も抗体は存在しているため、同じ陽性反応が出てしまいます。このことから治療の経過確認や再発時の検査には向いていません。

また、TP抗体が作れるまで約4週間必要とされているため、検査を受けるのが早すぎると感染していたとしても陰性反応が出てしまいます。

梅毒に破壊された細胞の抗体を見つける検査

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STS法と呼ばれていますが、こちらは回りくどいとも言えるほど、仕組みがわかりにくい検査です。

梅毒に感染すると原因菌である梅毒トレポネーマが細胞を攻撃します。攻撃された細胞は破壊されてしまうとある脂質(リン脂質)が出てきます。更にこの現れた脂質に対しての抗体(抗リン脂質抗体)ができます。

STS法はこの抗リン脂質抗体を見つけることで感染しているか、感染していないかを判断します。

更に、抗体の有無だけではなく量を調べることもできるため、梅毒治療の効果を調べる目的でも使われています。

ただし、抗リン脂質抗体は梅毒以外の病気でも作られることがあるため、その時は梅毒に感染していなくとも陽性反応が出てしまいます(いわゆる偽陽性)

2つの検査のメリットとデメリット


梅毒に対する抗体そのものを見つける検査
→精度は高いが途中経過や再感染時には使えない。

梅毒に破壊された細胞の抗体を見つける検査
→途中経過や再感染時にも使えるが、偽陽性がでることがある。

病院や保健所では最初は前者の検査であることが多いです。

しかし、一度、梅毒にかかったことがある方であれば、後者を選ぶ他ありません。

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